新宿御苑
新宿御苑の概要
新宿御苑内は約58.3haのスペースに「日本庭園」、「風景式庭園」、「整形式庭園」を組み合わせており、 樹木の数は約1万本を数えます。日本さくら名所100選に選定されており、約70種・約900本の桜があり、春には花見の名所として大勢の観光客でにぎわいます。
歴史的背景
新宿御苑は、江戸時代に徳川家康の家臣・内藤清成が賜った大名屋敷地がルーツといわれています。明治維新後に国営の農事試験場が創設され、宮内省の御料地を経て、明治39年(1906)に皇室庭園として誕生しました。その後国際外交拠点の皇室庭園として発展し、昭和24年(1949)に国民公園として一般に公開されました。
自然環境
豊かに茂る樹木は約1万本を数え、とりわけ、わが国に初めて取り寄せられたユリノキ、プラタナス、ヒマラヤシーダー、ラクウショウなどの巨樹が独特の景観を形づくっています。また、約900本の桜は春の大きな魅力となっています。春の桜、夏の緑、秋の菊と紅葉、冬の温室と冬景色、四季折々の風情と豊かな自然とふれあい、語りあえる新宿御苑は、まさに都心に残された貴重なオアシスといえるでしょう。
スポット紹介
ヨーロッパ式の風景式庭園と整形式庭園、日本庭園といった特色あふれる様式の庭園が楽しめます。また明治時代に創建された旧洋館御休所や日本庭園の旧御凉亭など、皇室庭園の歴史を今に遺す歴史建造物があります。 その他にも玉藻池、母と子の森、温室など自然に触れられるスポットがたくさんあります。
施設紹介
中央休憩所 SASAYAIORI+新宿御苑
創業300余年の老舗京菓匠「笹屋伊織」が手掛ける、新感覚の和スイーツなどを中心としたテイクアウトカフェです。 店名「SASAYAIORI+」の+(プラス)には、老舗和菓子店の枠にとどまらない、新たな試みを行うという意味が込められています。 新宿御苑でのプラスな試みとして、環境保全への取り組みと文化の継承を備えたサステナブルな茶房つくりを目指しています。
レストランゆりのき つぶら乃
京都東山・清水寺の足元の五重塔近くにある〈つぶら乃〉。 優しい出汁と京地方の名産品を使ったお弁当や、京都・和束町の契約農園でつくられた宇治茶と手練りのわらびもちを使用したドリンク、甘味をご用意しています。東京初出店となります。
インフォメーションセンター NATIONAL PARKS CAFE Under the Tree
環境保護に取り組むアップサイクルカフェでは、新宿御苑の緑を表現したフォレストサラダやスパイスカレー、季節のフルーツタルトなどをご用意しております。
翔天亭 新宿御苑あのん
京都祇園に本店を構える「京都祇園あのん」が手掛ける、日本の食文化「あんこ」スイーツを中心としたカフェです。 自家製のあんことマスカルポーネチーズクリームを最中でサンドする看板商品「あんぽーね」をはじめ、大福や季節の生菓子とお茶のセットや、テイクアウトも可能なソフトクリームやあいすモナカもご用意しております。
楽羽亭 新宿御苑むろや
「むろや」とは、ゆず酢飯を使用したいなり寿司専門店です。
食べやすく、飽きのこない唯一無二の「柚子酢飯」を、門外不出の配合で炊き上げており、ジューシーなお揚げの甘みと、深い味わいを邪魔しない最高のバランスで、一つ一つ丁寧に仕上げております。
「むろや」だけでしか味わうことはできない、日本で唯一のいなり寿司です。